• 僧侶紹介

大阪本坊院代 野田智仁

大阪本坊院代 野田智仁
生年月日 昭和55年7月11日
出身地 熊本県熊本市
趣味 音楽鑑賞(60~70年代ロックから最近のHM/HRまで幅広く聞きます。尊敬するアーティスト・バンドはトム・ウェイツ、ドアーズ、ザ・スミス、中島みゆき、ミッシェルガンエレファント)、バンド活動(キーボード、ドラム)、読書(ミステリを中心に色々読みます。好きな作家はドストエフスキー、我孫子武丸、歌野昌午、貴志祐介、サイモン・シン、ボストン・テランなど)、ゲーム(人生で一番やりこんだゲームはVF4)
自己紹介 僧侶としての通常法務に加え、西栄寺バンドのリーダー、宗教学講師、介護ヘルパーとしてもお勤めしております。家庭においては4児の父であり、プライベートではドラマーとしてライブ活動に勤しむこともあります。実家はお寺ではなく町のタバコ屋さん。小学生の時に読んだ手塚治虫先生の「ブッダ」に衝撃を受けつつも理系学部に進学。在学中に始めたバンド活動にのめり込むあまり、勢いで大学を中退、様々なアルバイトを経験しながら音楽活動を続けていましたが、尊敬する山田住職との出会いを機に入寺させて頂き今に至ります。親鸞聖人の深遠な人間哲学に基づく真宗教義に大変感銘を受け、阿弥陀仏が完成された「なんまんだぶ」のお念仏を日々頂く身とならせていただきましたこと、なにより有り難く、また喜ばしく感じでおります。お念仏の暖かさを一人でも多くの方にお伝え出来ますように生涯聞法に励んで参ります。至らぬ点も多いですが何卒宜しくお願い申し上げます。

西栄寺内での役割を教えてください。

日々のお勤めはもちろんですが、それ以外で申し上げますとまずは白木のお位牌や過去帳の筆耕を鶴田院代とともに務めさせて頂いております。また海洋散骨であったり無参詣法事(主にDVDやYouTube、ZOOM等を用いた御法事)の担当でもあります。
他には一応「西栄寺バンド」のバンマス(山田住職のみこうお呼び下さいます。バンドマスター)、週に一度ではありますが専門学校での「宗教学」の講師も私の役割です。

筆耕のご担当ということですが書道歴は長いのですか?

小学生の頃に習字教室へ4年ほど通っておりましたが、それ以降はお寺に入るまでほとんど筆を持つ機会はありませんでした。入寺してからは故・藤井恭宣先生に叱られないように再び練習に励みましたが、なかなか上達せずにおります。私ごときの拙い字で申し訳ないと常日頃より感じておりますが、これからも精進致しますのでどうかご容赦ください。

海洋散骨について教えてください。

詳しくは海洋散骨のページをご覧頂きたいのですが、ご参加くださった方からは概ねご好評をいただいております。和歌山県の美しく広大な海に大切な方のご遺骨を還すという体験は一生の財産になり得ると思いますので、西栄寺の納骨堂とともにご検討いただければ幸いです。

無参詣法事について教えてください。

コロナ禍で親族集まってのご法事が難しい、という時期がありました。お寺として何か出来ることはないだろうかと考えた時に出た一つの答えが無参詣法事です。有り難いことに現在では誰しもがYouTubeやZOOMといったフォーマットを利用出来る環境が整っております。これを活用しない手はありません。もちろんインターネットであるとかパソコンやスマホであるとかの先端技術とお寺やお坊さんの組み合わせに違和感を覚えるという方少なくないとは思いますが、伝統を守るだけがお寺ではない、時代に合わせてお寺も変わっていかなければならないと私どもは考えております。その結果、無理だと諦めていたご法事が出来て良かった、というお声を沢山頂戴出来たことは素直に嬉しかったですね。今後も一つの選択肢として無参詣法事は残していきたいと思っております。遠隔地からのお参り等、様々なニーズにお応えしていけたら良いですね。

バンドマスターとして西栄寺バンドについてお聞かせください。

吉田僧括の提案で始まったお遊び程度のものだったのですが、気が付けば様々な施設様や団体様から演奏依頼を頂くまでになって参りました。お寺の各種行事でも演奏させていただく機会も多いですね。
バンドが発足して早々に発案者の吉田僧括が抜けてしまい、それ以降は僭越ながら私が中心となって活動しております。元々お寺に入る前から個人的にバンド活動をしていたこともあり自然とそうなってしまいましたが、試行錯誤を重ねながら今の形に落ち着いてきました。担当楽器はピアノ、キーボードです。
そもそも住職が音楽を愛しておりますのでこういう活動が許されている面もありますが、お寺らしくない「バンド」という形態が実に西栄寺らしいのではないかと思っております。基本的に出演料などは一切頂いておりませんので、もしご希望の施設様や団体様いらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。往年の歌謡曲を中心にオリジナルの楽曲なども交えながら必ず盛り上げます!(笑)

「宗教学」の講師をされていますがどういった内容を教えていますか?

とある方からお寺あてに「専門学校で宗教学の先生が突然辞めてしまったので代わりに授業をお願いできないだろうか」というご依頼を頂きました。そこで恐縮ながら私が住職よりご指名いただき、週に一度そちらの専門学校で教壇に立たせて頂いております。「宗教学」という広大な範囲を取り扱う学問ですから最初は非常に大変でしたが、仏教に限らずキリスト教やイスラム教、その他多くの宗教に触れる機会を頂けたことは今思えば大変有難いご縁であったなと思います。宗教そのものと改めて向き合うことで私自身の宗教観、仏教観にも大きな変化がありましたし、単純に今まで知らなかった事を学ぶ良い機会となりました。また、20歳前後の若い学生さんたちとのやり取りも大変良い刺激になっており、今後も続けていけたら良いなと思っております。

最後に西栄寺僧侶としての意気込みをお願いします。

山田住職の理念でもありますが、お寺の敷居を下げること、垣根を取り払うこと、これがまず第一だと思います。その為にももっとお寺の敷地から外へ踏み出していくべきでしょう。立派な門と高い塀に囲まれてその中で無駄に自意識ばかりを募らせていくべきではありません。社会の常識や共通理念はしっかりと弁えながら、その上で僧侶としての知識や経験を還元していけたらなと思っております。
平たく申し上げれば偉そうなお坊さんではなく皆さんに友達と思って頂けるようなお坊さんになれたらいいですね。そういう面では私はまだまだ至らない部分ばかりなのですが、幸いにも山田住職という最上級のお手本がおりますから、出来るだけお側で学ばせて頂きたいと思っております。まぁとても真似出来ないんですけどね(笑)

西栄寺内での役割を教えてください。

日々のお勤めはもちろんですが、それ以外で申し上げますとまずは白木のお位牌や過去帳の筆耕を鶴田院代とともに務めさせて頂いております。また海洋散骨であったり無参詣法事(主にDVDやYouTube、ZOOM等を用いた御法事)の担当でもあります。
他には一応「西栄寺バンド」のバンマス(山田住職のみこうお呼び下さいます。バンドマスター)、週に一度ではありますが専門学校での「宗教学」の講師も私の役割です。

筆耕のご担当ということですが書道歴は長いのですか?

小学生の頃に習字教室へ4年ほど通っておりましたが、それ以降はお寺に入るまでほとんど筆を持つ機会はありませんでした。入寺してからは故・藤井恭宣先生に叱られないように再び練習に励みましたが、なかなか上達せずにおります。私ごときの拙い字で申し訳ないと常日頃より感じておりますが、これからも精進致しますのでどうかご容赦ください。

海洋散骨について教えてください。

詳しくは海洋散骨のページをご覧頂きたいのですが、ご参加くださった方からは概ねご好評をいただいております。和歌山県の美しく広大な海に大切な方のご遺骨を還すという体験は一生の財産になり得ると思いますので、西栄寺の納骨堂とともにご検討いただければ幸いです。

無参詣法事について教えてください。

コロナ禍で親族集まってのご法事が難しい、という時期がありました。お寺として何か出来ることはないだろうかと考えた時に出た一つの答えが無参詣法事です。有り難いことに現在では誰しもがYouTubeやZOOMといったフォーマットを利用出来る環境が整っております。これを活用しない手はありません。もちろんインターネットであるとかパソコンやスマホであるとかの先端技術とお寺やお坊さんの組み合わせに違和感を覚えるという方少なくないとは思いますが、伝統を守るだけがお寺ではない、時代に合わせてお寺も変わっていかなければならないと私どもは考えております。その結果、無理だと諦めていたご法事が出来て良かった、というお声を沢山頂戴出来たことは素直に嬉しかったですね。今後も一つの選択肢として無参詣法事は残していきたいと思っております。遠隔地からのお参り等、様々なニーズにお応えしていけたら良いですね。

バンドマスターとして西栄寺バンドについてお聞かせください。

吉田僧括の提案で始まったお遊び程度のものだったのですが、気が付けば様々な施設様や団体様から演奏依頼を頂くまでになって参りました。お寺の各種行事でも演奏させていただく機会も多いですね。
バンドが発足して早々に発案者の吉田僧括が抜けてしまい、それ以降は僭越ながら私が中心となって活動しております。元々お寺に入る前から個人的にバンド活動をしていたこともあり自然とそうなってしまいましたが、試行錯誤を重ねながら今の形に落ち着いてきました。担当楽器はピアノ、キーボードです。
そもそも住職が音楽を愛しておりますのでこういう活動が許されている面もありますが、お寺らしくない「バンド」という形態が実に西栄寺らしいのではないかと思っております。基本的に出演料などは一切頂いておりませんので、もしご希望の施設様や団体様いらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。往年の歌謡曲を中心にオリジナルの楽曲なども交えながら必ず盛り上げます!(笑)

「宗教学」の講師をされていますがどういった内容を教えていますか?

とある方からお寺あてに「専門学校で宗教学の先生が突然辞めてしまったので代わりに授業をお願いできないだろうか」というご依頼を頂きました。そこで恐縮ながら私が住職よりご指名いただき、週に一度そちらの専門学校で教壇に立たせて頂いております。「宗教学」という広大な範囲を取り扱う学問ですから最初は非常に大変でしたが、仏教に限らずキリスト教やイスラム教、その他多くの宗教に触れる機会を頂けたことは今思えば大変有難いご縁であったなと思います。宗教そのものと改めて向き合うことで私自身の宗教観、仏教観にも大きな変化がありましたし、単純に今まで知らなかった事を学ぶ良い機会となりました。また、20歳前後の若い学生さんたちとのやり取りも大変良い刺激になっており、今後も続けていけたら良いなと思っております。

最後に西栄寺僧侶としての意気込みをお願いします。

山田住職の理念でもありますが、お寺の敷居を下げること、垣根を取り払うこと、これがまず第一だと思います。その為にももっとお寺の敷地から外へ踏み出していくべきでしょう。立派な門と高い塀に囲まれてその中で無駄に自意識ばかりを募らせていくべきではありません。社会の常識や共通理念はしっかりと弁えながら、その上で僧侶としての知識や経験を還元していけたらなと思っております。
平たく申し上げれば偉そうなお坊さんではなく皆さんに友達と思って頂けるようなお坊さんになれたらいいですね。そういう面では私はまだまだ至らない部分ばかりなのですが、幸いにも山田住職という最上級のお手本がおりますから、出来るだけお側で学ばせて頂きたいと思っております。まぁとても真似出来ないんですけどね(笑)